コンタックス645用レンズをN1,NXで使うことが出来るアダプター。
このアダプターを改造することで全ての645用レンズを
レンズには全く手を加えることなくEOSで使うことが出来るようにした
とても便利なアダプターがあります。
もちろん電気絞りもオートフォーカスも作動しますし
Exif情報もきちんと記録されるという優れものですが
(他のレンズとの重複を避ける為と思いますが写真の
Planar80mmは81mmと記録されます。)
問題はその価格と納期。
日本の取次ぎ業者にお願いすると改造費用が115,500円。
さらにNAM−1本体の価格も考えるとかなりのお値段。
そして、さらに問題なのは納期。
3〜12ヶ月と、はっきり言ってあってないようなもの。
ここまで時間とお金が掛かるものですから
それを手放すという方はほとんどいらっしゃらない
イコール中古市場にはまず出てこないのですが
今回、委託品で初登場です。
でもここまでお金を掛けたのになぜ手放されるのか?
その理由は
待たされている間にキヤノンからニコンにシステム変更をされたから。
(D800の影響力はすごい。)
ということで、ご本人様は全くご使用になられずに
改造完了。即当店にお持ち頂きました。
ですから、お客様といたしましては
実際に支払われた金額(NAM−1購入+改造費用)を
どうしても回収したいということで
委託手数料を差し引いた金額がお客様の手取りになるように価格設定で
正直言ってややお高め。
でもこの改造をしている唯一のカナダの業者が9月から約3ヶ月の
ローングローングバケーション中であることや納期の不正確さ
NAM−1を探す手間隙などなどもろもろのことを考えれば
すぐに手に入るというのはかなり魅力的ではないかと思いますので
ご紹介させていただきました。
NAM−1 EOS改造 ¥FMR.I (改造前のNマウント付属)
***** SOLD OUT、 お買い上げ ありがとうございます*****
ちなみに645判の80mmレンズを35mmで使うと何倍で換算するの?
という質問をよく受けますが、どんなフォーマットのカメラで使っても80mmは80mm。
でも世の中では35mm判があまりにもポピュラーになりすぎたため
画角を表すのに度数でいうよりも35mm判でのレンズミリ数の方が
感覚的に分かり易いのでそうすることが一般的になっているのです。
ちなみに80mmレンズを645判で使用した場合の画角は
35mm判に換算するとだいたい1.6で割ってやれば良いので
80÷1.6=50mm
ということで645判の標準レンズには80mmや75mmなどが用意されている訳です。