コンタックスのレンズにはAEタイプとMMタイプがあります。
その後に付くJ,GはそれぞれJAPAN,GERMANYを指しますから
たとえばAEJといえばAEタイプの日本製となります。
AE,MMの違いは?といえば専用ボディを使った時の露出制御が
AEは絞り優先、マニュアルモード
MMは絞り優先、マニュアルモードに加えシャッター優先、プログラム
が使えるという違いがあります。
今ではミラーレスカメラにアダプターでこれらのレンズを使うことが
主流になっているので、この違いは何の問題にもならないのですが
もうひとつ、絞りの形状が違うということがあります。
レンズの種類によっても違うのですが、ほとんどのAEタイプレンズは
開放から最大で1〜3絞り位まで絞りの形が手裏剣状になるのです。
さらに、これもレンズの種類によって違うもの違わないものとありますが
内面反射処理などが違ったりします。
これらの理由でSNSではMM>AEというのが定説のように語られています。
実際に当店にレンズをお探しに来られたお客様に
AEとMMどちらが宜しいですか?とお尋ねすると
皆さん、ある程度に情報をSNSなどで下調べしていらっしゃるようで
ほとんどのお客様がMMの方が良いんですよね? というお返事が。
しかし、良い?って何なんでしょう。
そもそもレンズを収差で数値評価してしまえばAEにしろMMにしろ
現行レンズに勝てる訳もなく、どちらも悪いとなる訳ですが
その悪いレンズで撮影された写真を見て良いと感じるから
オールドレンズを使うのです。
ですから数値的評価の良い悪いはオールドレンズ選びにおいて
全く意味を成さないのです。
さらに数値的にも本当にMM>AEなのかと言われれば
当時のメーカーの正式発表は ”違いはありません” でしたし
実際にAE,MMを撮り比べてみても、ほとんどのレンズで描写の違いを感じることはできません。
唯一誰でも分かるレベルで違いが感じられるのは
Planar85mmF1.4位でしょう。
このレンズではAEの方が明らかにフレア感が増します。
もしその他のレンズで明らかな差を感じるという方がいらっしゃるのであれば
それはその方が相当、色感覚に敏感であるか、
もしくは比較された個体のAE,MMの違いよりも
色々な理由により生じている個体差によるものだと思われます。
これはほとんどの方がご存知ないし、私も全て把握しているわけではないのですが
AEとMMでガラス硝材が違うものが存在します。
ですから厳密に言えばAEとMMでは ”違うレンズ” と言えるものがあるのです。
ではそれらのレンズはMM>AEが成り立つのかと言えば、それも違います。
AEとMMでガラス硝材が違う理由は時代背景を考えると
AEで使っていた硝材が環境問題で使うことが出来なくなった。
つまりは仕方なく硝材を変えたのです。
ですから硝材が新しくなったMMの方が良いということにはならないし
メーカーとしては本当は硝材は換えたくなかったのかもしれないのです。
SNSで又聞きの又聞きでMMの方が良いという根拠がない話が
事実のように伝聞されている昨今ですが皆様におかれましては
ご自身のカメラをご持参頂き試写して純粋にその描写で
レンズをお選びいただければと思います。
その為に極楽堂では、ほとんどのレンズをAE,MM共に複数本ご用意させて頂いておりますので
お好みの一本にたどり着けるはずですし
そのお手伝いはお任せ下さい。
ちなみにここ数年大人気のPlannar50mmF1.4はAE,MMで硝材が変わっているレンズで
今現在26本のご用意がございます。
その後に付くJ,GはそれぞれJAPAN,GERMANYを指しますから
たとえばAEJといえばAEタイプの日本製となります。
AE,MMの違いは?といえば専用ボディを使った時の露出制御が
AEは絞り優先、マニュアルモード
MMは絞り優先、マニュアルモードに加えシャッター優先、プログラム
が使えるという違いがあります。
今ではミラーレスカメラにアダプターでこれらのレンズを使うことが
主流になっているので、この違いは何の問題にもならないのですが
もうひとつ、絞りの形状が違うということがあります。
レンズの種類によっても違うのですが、ほとんどのAEタイプレンズは
開放から最大で1〜3絞り位まで絞りの形が手裏剣状になるのです。
さらに、これもレンズの種類によって違うもの違わないものとありますが
内面反射処理などが違ったりします。
これらの理由でSNSではMM>AEというのが定説のように語られています。
実際に当店にレンズをお探しに来られたお客様に
AEとMMどちらが宜しいですか?とお尋ねすると
皆さん、ある程度に情報をSNSなどで下調べしていらっしゃるようで
ほとんどのお客様がMMの方が良いんですよね? というお返事が。
しかし、良い?って何なんでしょう。
そもそもレンズを収差で数値評価してしまえばAEにしろMMにしろ
現行レンズに勝てる訳もなく、どちらも悪いとなる訳ですが
その悪いレンズで撮影された写真を見て良いと感じるから
オールドレンズを使うのです。
ですから数値的評価の良い悪いはオールドレンズ選びにおいて
全く意味を成さないのです。
さらに数値的にも本当にMM>AEなのかと言われれば
当時のメーカーの正式発表は ”違いはありません” でしたし
実際にAE,MMを撮り比べてみても、ほとんどのレンズで描写の違いを感じることはできません。
唯一誰でも分かるレベルで違いが感じられるのは
Planar85mmF1.4位でしょう。
このレンズではAEの方が明らかにフレア感が増します。
もしその他のレンズで明らかな差を感じるという方がいらっしゃるのであれば
それはその方が相当、色感覚に敏感であるか、
もしくは比較された個体のAE,MMの違いよりも
色々な理由により生じている個体差によるものだと思われます。
これはほとんどの方がご存知ないし、私も全て把握しているわけではないのですが
AEとMMでガラス硝材が違うものが存在します。
ですから厳密に言えばAEとMMでは ”違うレンズ” と言えるものがあるのです。
ではそれらのレンズはMM>AEが成り立つのかと言えば、それも違います。
AEとMMでガラス硝材が違う理由は時代背景を考えると
AEで使っていた硝材が環境問題で使うことが出来なくなった。
つまりは仕方なく硝材を変えたのです。
ですから硝材が新しくなったMMの方が良いということにはならないし
メーカーとしては本当は硝材は換えたくなかったのかもしれないのです。
SNSで又聞きの又聞きでMMの方が良いという根拠がない話が
事実のように伝聞されている昨今ですが皆様におかれましては
ご自身のカメラをご持参頂き試写して純粋にその描写で
レンズをお選びいただければと思います。
その為に極楽堂では、ほとんどのレンズをAE,MM共に複数本ご用意させて頂いておりますので
お好みの一本にたどり着けるはずですし
そのお手伝いはお任せ下さい。
ちなみにここ数年大人気のPlannar50mmF1.4はAE,MMで硝材が変わっているレンズで
今現在26本のご用意がございます。