s-K-53
左がイ・ビョンホン。右がチョン・ウソン ・・・に見えないか?

コンタックスのキャップの名称には法則性があります。
最初期の頃はボディキャップ、レンズリアキャップ、Φ59キャップなど
特別な名称は無かったのですが、それ以降は名前に”K”が付くのです。
単にKだけならフロントキャップでKの前にGが付けばGマウント用、
Nが付けばNマウント用で、Mが付けば645マウント用となります。
ですからGK-BとあればGがGマウント用を指し、Kはキャップ、Bがボディで
Gマウント用ボディキャップということになります。
一番ややっこしいのがフィルムバック、ファインダーが外れて
それぞれにキャップがある645です。
MK-BTとあればMは645、KはキャップでBTはボディトップということで
645ボディのファインダーを外した所につけるキャップを意味します。
逆に簡単なのはレンズフロントキャップでK-○◎と表記され
○には3,4,5,6,7,8,9があり、
それぞれ30.5,49,55,67,72,86,95mmを意味します。
◎は1,3,4があり、1はプラ製のスナップ式(標準で付いてくる普通のやつ)
(2はなぜか無い)3は金属製のねじ込み式、そして4は金属製のかぶせ式を意味しています。
(K-112などの例外もありますが)
この中で断然カッコイイのが◎の3。
つまり金属製のねじ込み式キャップです。
写真を見ていただければお分かりの通りカッコイイ!
しかし圧倒的に群を抜いて不人気なのもこの◎の3なのです。
これはおかしいでしょ。
つい先日のニュースで映画の宣伝のため来日したイ・ビョンホンとチョン・ウソンを見ました。
行く所、行くところで黒山の人だかり、しかもそのほとんどが女性。
男の私から見ても確かにカッコイイ!あれだけ人気があるのもうなずけます。
(よーく見ると黒山の年齢層がかなり高いので嫉妬心無く見れました)
しかし、もしこの2人が10年前に来日していたらどうでしょう?
今とは状況一変。2人で並んで歩いていても誰一人見向きもせず、
せいぜいコアなファンが1人2人はずかしそうに人目を忍んでサインをもらうのが関の山
というところでしょう。
ということは案外、今は不人気の◎の3が数年後には・・・イ・ビョンホンかも・・・
ん・・・・な訳ないか。


K-53   ¥2,000−
K-63   ¥2,400−
K-73   ¥3,000−