Biotar58mm
c40d73fc.jpg

最近のレンズはどれもこれも非常に良く写ります。
レンズ設計はコンピューターによって行われ、数値的性能は飛躍的に上がっています。
ところが写真を表現として使うにはこれが必ずしもプラスになるとは限らないのが面白いところで、
数値的性能が低いとされる古いレンズのほうが、
逆に立体感や空気感などが表現されることが多々あります。
その面白さに気づいてしまうと古いレンズがとても魅力的な存在となってきて、
オールドレンズの沼にはまっていく訳ですが、幸いにも現在ではデジイチと
マウントアダプターの普及により容易にこれらのレンズを楽しむことが
できるようになりました。
このような楽しみをされている方の多くはマウント径とフランジバックの問題から
EOSをお使いの方が大多数になります。
ところがここで新たな問題が出てきます。
このマウントアダプター使用に有利なEOSでも物理的に干渉を起こしてしまい
使えないレンズが出てくるのです。
今回はそんなレンズの中の一本、Biotar58mmF2
約50年前に発売された当時としては明るい標準レンズですが
がんばって明るくした分いろいろな収差が残っているクセ玉。
このレンズ、無駄に後玉のレンズガードが出っ張っている為、アダプターは
もちろんのことBessaflexTMでも使えない困ったヤツなのですが
今回の固体はそのレンズガードを加工してあるので、このどちらでも使えます。
写りはご覧の通り、開放では好き嫌いがはっきり分かれる写りですが
絞ればもっときっちりと写りますのでいろいろ遊べそうです。
お好きな方、試しにどうぞ。

Biotar58mmF2   ¥21,000−