あけましておめでとうございます。
今年はオリンピックイヤー ということで
あと半年で色々な競技の熱戦を見られると思うと楽しみですが
その反面、カメラ業界はお寒い状況の真っ只中。
かつてカメラメーカーにとってのオリンピックは自社のカメラが一台でも多く
カメラマン席に並ぶよう、しのぎを削る戦場のような場で
その結果がそのまま、その後の売上に影響してくるというものでしたが
今年のオリンピックでは、そんなものは過去のお話となりそうな気が・・・
さらにスマホの性能がここまで上がってくると
オリンピックでさえもスマホで撮影しているプロがいるという状況も十分にあるのではないでしょうか。
同じようなお寒い話として、カメラメーカー 最大のイベントだったフォトキナにも
いくつかのメーカーは出展さえもしないと発表されていますし
一体どこまでカメラ業界が衰退してしまうのかとても心配になります。
一方、カメラ業界をより大きな枠の写真産業として捉えた場合は状況は一変します。
写真を楽しむという人口は若者を中心に多様性を増しながら広がり
衰退どころか大きく発展しているといえるのではないでしょうか。
微力ながら我々もその広がりの一翼を担えるよう頑張っていきたいと思っておりますので
本年も昨年同様”極楽堂”ならびに”フォトベルゼ”をご贔屓賜りますよう
よろしくお願い申し上げます。