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1940年代後半、カメラはその頭にプリズムを載せることによって一眼レフへと変身したわけですが、
それから約10年後の1957年に発売されたContaxFで
ようやくカメラとレンズの絞りを連動させることができるようになりました。
当時はスプリング式絞りと呼ばれていたようですが、
レンズがまだ半自動でシャッターに連動して絞り込みはしてくれますが、
絞りを開放するのは手動というものでした。
ミラーも当然のごとくクイックリターンにはなっていないので、
シャッターを切るとミラーは上がったまま戻ってはきません。
巻き上げノブ(レバーになっていないのでノブです)を巻き上げると、
それに伴ってミラーも定位置まで降りてくる仕組みになっています。
もちろん、露出計など付いているはずもなく、
カメラに初めてTTL露出計が内蔵されたのはこの3年後の1960年になります。
今の日進月歩(時進日歩?)のデジカメからは考えられません。
でもこんな、今では考えられないくらいゆっくりとした歩みをしていた頃のカメラなので、
その醸し出す雰囲気が今時の物は違ってゆとりのようなものを感じさせてくれます。
若い人は知らないでしょうが、20数年前の日本の道路標識にはいいものがありました。
”狭い日本、そんなに急いでどこへ行く?”
このカメラはそんなことを思い出させてくれます。
こんなカメラにフィルムを入れて、のんびりと写真を撮るのもいいもんです。

ContaxF  ¥69,300−(委託品ですが整備済みです)
この先お目にかかることはないでしょうというくらい、めっちゃ綺麗です!***** SOLD OUT *****