1902年4月
今から遡ること111年前
僅か3群4枚開放F値6.3の実にシンプルな構成のレンズが発表されました。
名前は”テッサー”
後に世界で最も有名なレンズ名となるレンズの誕生です。
テッサーはその後、基本設計はほぼ変わらず改良が重ねられ
開放F値を明るくしていろいろなカメラに供給されましたが
1975年、満を持して発表されたRTSシリーズのレンズ群の中に
その名前は存在しませんでした。(テレテッサーはありましたけど)
しかし、ユーザーからの熱望に答える形で、その8年後1983年に
ようやくRTSシリーズのレンズ群にテッサーが45mmF2.8として復活したのでした。
このテッサー45mmF2.8には他のY/Cレンズと同様にAE,MMタイプがありますが
それとは別にTessar45mmF2.8MMJ 100Jahreというものがあります。
プラナー生誕100周年を記念して販売されたのがPlanar55mmF1.2MMG 100Jahre。
そしてテッサー生誕100周年を記念して販売されたのがTessar45mmF2.8MMJ 100Jahreなのです。
このTessar45mmF2.8MMJ 100Jahre、他の45mmF2.8の鏡胴がプラスチックなのに対して
金属鏡胴で記念レンズらしくとても造りが良く色もシャンパンゴールドになっています。
ところがその色が災いしてか全く人気がありません。
話は2002年に遡りますが、Tessar45mmF2.8MMJ 100Jahreをお使いのお客様の中で
”100Jahreの方がシャープだ”という意見を言う方がちらほらいらっしゃいました。
実際、その1年後位に自分でも100Jahreを購入して試してみたのですが
確かに自分が使っているAEと比較するとシャープさは一段上でした。
しかし、そのAEはかなり使い込んでチリも多数混入していたので
それと新品の100Jahreの比較では
レンズコンディションの差が大きいのだろうと勝手に思っていましたし
当時はまだまだフィルムカメラがほぼ100%だったので
今のようにデジカメで簡単にレンズ性能を比較することはできませんでした。
時代は流れ、世の中すっかりデジタル時代。
でもデジカメで比較してみても、やっぱり100Jahreの方がシャープさは一枚上
という印象は変わりませんでした。
そして、つい先日。
ひょんな事からTessar45mmF2.8のMMと100Jahreの
レンズ後群を見る機会に恵まれたので
チャンスとばかりにレンズの厚みを計測させていただいたのですが
測ってみるとレンズの厚みが3/100mm位違うんですよ。
ということはたぶん、このレンズは硝材が違いますね。
そう考えれば自分が撮影した印象とも重なりますし・・・
もちろん確証を得るには専用測定器にかけなければなければならないのでしょうけれども
さすがにそんな機器は持ち合わせていないわけでして
ですから私の個人的な意見になりますが
100JahreはAE,MMとは外装だけではなく硝材も違う立派な記念レンズだ。
(このレンズをお使いで同じ印象を持たれている方も多いのでは・・)
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Tessar45mmF2.8MMJ 100Jahre   ¥JR.O-

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