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あなたなら、このカメラと一軒家が同じ値段だったらどっちを買いますか?
今ならこんなことで悩む人はまずいないでしょう。
このカメラ、発売当時はそれくらい高価だったんだそうです。
(1951年 1,056ライヒスマルク、当時の年収位らしい)
そーゆー目で見ると左の写真のカメラがとっても高貴なものに見えてきます。
そーです、このカメラは一軒家を買わずにこれを買った人がいるからこそ、
ここに存在しているのです。
そこで一軒家は欲しいけど買えないアナタ、このカメラを首から下げて勝ち誇ったように
「いやー、一軒家買うかContax買うか迷ったけど、やっぱりカメラにしたよ」
こんな風に言ってみてはいかがでしょうか?
そして何も知らない人から「そのカメラそんなに高いの?」と言われたら、
自慢げに「ちょっと前?までは一軒家が買えたんだけどね」そー言い放つのです。
そんなカメラが今ならこのレンズ付きセットで¥51,450で買えます。
間違いなくこの値段では一軒家は買えません。
私の部屋の家賃だって、もー少ししますよ。

さてまじめにカメラの状態について説明いたします。
これはいわゆるカラーダイヤルというやつで、
ファインダーに文句をつけようとすれば、どんな個体にも何かしらあるんですが、
これはかなりまともです。シャッターも調子いいですねー。
貼り革に”吹き出物”もありません。
ここは意外と見落としがちなオリジナルスプールもついています。
メーターは動いてはいますが、時々動きが悪いことがあるのはご愛嬌。
実際、メーターを使う人はいないから問題ないでしょう。
レンズも実用には全く問題無いスレがあるくらいでスカっとしています。
この状態でこの価格ならかなりお買い得ではないでしょうか。
興味のあるお客様、私が責任持って1時間かけてご案内致します!
綺麗なお姉さんなら閉店時間までお付き合いしちゃいます!
茶でも啜りながらのんびり聞いて下さいな。