中古カメラ歴も長くなってくると普通の商品を普通に買うよりも
むしろ値段の安い訳あり商品に果敢に挑んで行き
それらを的確に見極めて買い物をすることを楽しむ傾向があります。
初心者から見ればそんな買い物が出来る上級者はうらやましいでしょう。
でも、そこまで行く(人間的には”逝く”と言った方が正しいか)には
数々の失敗を重ねて高い授業料を払うという道のりの辿らなければならないので
トータルで見たらどっちが得かは微妙。
素直に訳なし商品を買っておいた方がトータル的には良いような・・・
しかし、50年以上前のカメラを買おうと思ったらそんなことは言ってられません。
それは新品時と比較すれば必ず何がしかの”訳あり”になっているからです。
その”訳あり”具合も最近のカメラと比べれば多岐に亘っていて上級者でも判断が難しいのに
それを初心者に判断しろと言うのは酷な話です。
先日、ご来店頂いたお客様はIIaもしくはIIIaでお探しで
実用だけども外観も少々気になるということだったので
機能面で調子の良い個体をボディ、レンズともに4台ずつお選びして
その中から値段と外装を考慮してお好みの組み合わせをお客様に
お選びして頂いてお買い上げいただいたのですが
今回はその組み合わせの中でダントツに安く
しかも私が個人的に最も気に入った商品のご案内です。
まずはボディ。
IIIaのカラーダイヤル。
問題点は
メーターは3〜4段オーバー(だけどセレンはご存命)
1/1250が時々全開しない。
フィルムカウンター不動。
推薦点は
ファインダーはこの上ないくらいにクリアで縦ずれも無し。
テンションも最高。
シャッターリボンも交換されている。
スプールも付属。
一応シャッターテスターで計測してみるとほぼ全速1/2段位オーバー
もちろん現状でもネガでは問題なく使えるのですが
1/1250が時々全開しないでほぼ全速1/2段位オーバーということは
私の経験からして間違いなくシャッター軸受けオイルの問題。
シャッターリボンが交換されていて、この症状ということは
オイルの回りが悪くなっているだけで
使えば使うほど段々とシャッターの調子が良くなってきて
1/1250も開いてくると見た。
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お次はレンズ。
CarlZeiss銘のSonnar50mmF1.5。ということは
本来はお値段的に一番お高いやつ
でも、このレンズは、なかなか初心者では手が出しづらい状態ですね。
ぱっと見でカビ痕がばっちり見えますからね。
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他にもちょこちょこと問題はありますが
実用として描写で判断すればレンズのヌケが良いので
薄クモリが出ている個体よりも描写は良いはずで思ったとおり
実際の描写はご覧の通り。
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DSC01243
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それぞれ上が開放下がF8。
このレンズの描写をご存知の方はお分かりと思いますが
本来の描写と言っても良いと思います。
さてこの組み合わせで気になるお値段は¥JU.H−
とりあえずクラカメをやってみたいという方
一度お気軽に見学してみてください。

ContaxIIIa+S50/1.5  JU.H−

*** SOLD OUT、 お買い上げ ありがとうございます*****