まだコンピューターの無い時代のレンズ設計は
レンズ1本設計するのに計算用紙が人の背丈ほど
積みあがる位の計算が必要だったと聞いたことがあります。
今はかなり優秀なパソコンがあり、そんな時代に比べると
何十分の一、何百分の一の時間で設計することができます。
当時はコーティング技術も今と比べると進んでいなかったので
レンズ枚数は極力少なくすることがレンズ設計をするうえで
とても大切なことだったのですが
今ではコーティング技術の発達により光の透過率が
かなり上がったのでレンズの枚数を増やすことによるロスよりも
レンズ枚数を増やしてでも
ザイデルの5収差(球面収差、コマ収差、非点収差、像面湾曲、歪曲収差)を
より少なくする設計に躍起になっていてズームレンズでは
レンズを20枚以上使ったものも多々見れれます。
ところが、いくら短焦点レンズとはいえ僅か3枚で構成されている
このレンズの描写を見ると、とてもすばらしく
果たして、これ以上ガラスを使う意味があるの?
そんな気さえしてきてしまうのです。
みなさん、どう思います?

BlogPaint

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_MG_0202
全て5DMkIIで開放撮影。
わざわざ大きいサイズにしてありますのでクリック拡大してみてください。
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Triotar 85mmF4  M42マウント改  ¥24,800−