Mirotar500mmF8にはフードが内蔵されています。
その他にSonnar135mmF2.8、180mmF2.8
Tele−Tessar300mmF4などにもフードが内蔵されているのですが
説明書によると、この3本にはそれぞれ55/86+HOOD5、72/86+HOOD5
82/86+HOOD5という別売りフードが用意されています。
この呈からすればMirotar500mmF8は82/86+HOOD5ということになるのですが
何故か説明書にはMirotar500mmF8の別売りフードの記載がありません。
ところがMirotar500mmF8には実は専用フードがあったのです。
10年ほど前、販売促進のためにMirotar500mmF8とMutarIIIの
キットをつくり販売したことがあったのですが、それの特典として
METAL HOOD for Mirotar 8/500 with MutarIIIと刻印された
専用フードを付属させていました。
このフードの存在についてご存知の方も少ないと思いますが
知っている方でもほとんどの方がこのフードはMirotar500mmF8とMutarIIIを
組み合わせて使用する時に最良の長さのフードと思っているはずです。
ところがそのフードについている説明書をじっくりと読んでみると
”お買い上げいただき誠にありがとうございます・・・略・・・
この専用メタルフードは・・・・略・・・
焦点距離を700mmにして使用するときにフード効果をより一層高めることができます。”
と、ここまでは普通なことが書いてあるのですが、次の1行に
”またミロター500mm単独で使用するときもご利用いただけます。”
とハッキリと書いてあるではないですか。
ということは、
METAL HOOD for Mirotar 8/500 with MutarIIIと刻印された
このフードは実はMETAL HOOD for Mirotar 8/500 with MutarIII
という名のMirotar500mmF8専用フードだったのです。
s-_MG_0129

METAL HOOD for Mirotar 8/500 with MutarIII ¥15,000−

知らないよりは知っているほうが良い。とはよくいわれますが
こんなことは知らない方が良いことかもしれません。
ちなみに、このフード逆さにするとキッチリとMirotar500mmF8に
はまって三脚座の手前で止まるように細工されています。
もっと知らなくてもいいことです。


*****SOLD OUT お買い上げ ありがとうございます*****