ワタシも解ってはいましたよ、最新レンズの高性能ぶりは。
でもカリカリしすぎて今一歩好きにはなれなかったんですよ。
やっぱり軟らかい描写の方が好きなんですよ。
でもマクロレンズはちょっと別。
軟らかいだけではなかなか画作りが難しく
解像力もある程度要求してしまうのですが
かと言って解像力重視になり過ぎると
もともと軟らかい好きのワタシとしては嫌になってしまうんですよ。
ですから解像力と軟らかさの絶妙のバランスを求めてしまうんですけど
そんなワタシが愛用しているマクロがMakro−Planar100mmF2.8。
このレンズこそがワタシにとってのキングオブマクロ。
・・・だったんですけど、今の今まで。
そんなワタシの心をぐらぐら揺さぶるマクロレンズが・・
Makro−Planar100mmF2 ZF。
ようやく中古が入荷したのでテストがてらに撮影してみたんですけど
Makro−Planar100mmF2.8のような軟らかさを兼ね備えながら
その解像力は一段上。
好みは分かれるところですがかなり驚きの描写をかましてくれます。
下に4枚並べてみましたが、全て開放で撮影してます。
どれもワタシが愛用しているMakro−Planar100mmF2.8に
近い描写なのですがピント面の解像力が一段上なのです。
どれ位かと言うと、写真を大きいサイズにしておきましたので
是非クリックしてご自身でお確かめください。

_MG_0273
_MG_0271
_MG_0270
_MG_0267

ねっ。凄いでしょ。
それにしても開放値が一段明るくなったのに解像力も一段上がるってどういうこと?
いやー、悩ましいレンズを出してきますねーコシナさん。(今頃気が付いてゴメンナサイ)
ちなみにここまで来ると、ライブビューを使わなければ
ピント合わせは無理な気がしますね。
というかこのレンズを使ってライブビュー画面にピントが浮かび上がってくる様は
鳥肌ものですから是非経験してみてください。

Makro−Planar100mmF2 ZF Aランク  ¥108,000−