本来、中古カメラ屋は買い取った商品を修理、調整してから
販売するのがお仕事なのですが商品の販売価格が
下がってくると修理代が出せない状況に陥ります。
例えば買取金額が9千円の商品が故障していたとします。
普通はここから修理代を差し引いた金額が
買取金額となるのですが、もし修理に1万4千円かかるとすると
買取金額の9千円から修理代の1万4千円を引いた金額
つまりマイナス5千円となり、商品を売りに来たお客様から
5千円を頂かなければならないことになります。
これでは売買が成立するわけがないので
このような場合はその商品を現状で販売することを念頭に
買取金額が決められます。

いよいよお前もか・・
フラッグシップ機であるRTSIIIもついに
現状販売を前提の買取をしなければならないことになりました。
今までならば間違いなく修理に出していたのですが・・・
でも今回の個体の問題点はファインダー下部の液晶表示のみ
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この液晶が派手に漏れています、しかしあとは何の問題も無く快調。
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さすがに外装はテカッテますがそのわりにシャッター、レール、圧板
ともにキレイです。
でもこの液晶はいろいろなものを表示していて
左からフィルムカウンター、ストロボメーター、ストロボマーク、絞り値
露出モード、露出補正表示、測光マークとなっています。
しかし、よく見ると・・・
これだけ派手に漏れているにもかかわらずやられているのは
普通の人はまず使わないストロボメーターと露出補正表示、測光マークのみ
普段の撮影で必要なフィルムカウンター、ストロボマーク、絞り値は
バッチリと生きています。
これはある意味、奇跡的!
それでこの値段は、お買い得ですよ。

RTSIII     ¥16,800−

***** 超速攻 SOLD OUT お買い上げ ありがとうございます*****