長い間、カメラ屋なんてものをやっていると
いろいろな人たちに出会うことになります。
たくさんのカメラを持っていること自体が世間一般からすれば
カメラマニアということになるのでしょうが
この世界ではそんなものはマニアとは呼びません。
マニアといえばカメラをさらに細分化してそこに特化してものを
集めている人たちのことを指します。
どこにこだわりを持つかは人それぞれで
普通はライカなどのメーカーにこだわるのですが
メーカーは関係なく、長いレンズを見ると欲しくなってしまう超望遠マニア
機械式カメラにこだわるメカニカルシャッターマニア
前玉の大きさに魅了されてしまう大口径マニア
変わったフードを見るとついつい買ってしまうフードマニアなどなど・・
(それよりも多くのツァイスマニアにも出会うのですが職業柄
そのような人たちはごくフツーの人にしか見えなくなっている)
今までいろいろな人たちと出会ってきました。
そんな中で個人的に非常に印象に残っているのが
その方は極一般的なメーカーにこだわるマニアなのですが
そのメーカーが意表をついて”シグマ”。
その方はシグママークワンから始まってシグマのカメラを
一生懸命集めていらっしゃいました。
当時はまだインターネットも普及しておらず、
その収集にはかなりの時間が必要で
お目当ての”ブツ”があればすぐに買いにいき
多少の問題があってもとりあえずは買っておく
というお話をされていましたが
今でもまだ続けていらっしゃるのでしょうか?
今回のご紹介はそんなことを思い出させてくれた、こちら
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1980年代 シグマがアルファ、ベータ、ガンマ、カッパなどの
ギリシャ文字をレンズの名前に使っていた時代
(ちなみにズームガンマは当時どこのメーカーも作ることができなかった
当時としては画期的な21−35mmという超広角ズーム!)
に発売されたフィッシュアイレンズでズームレンズ以外の
単焦点レンズには何故か名前が付いていなかったので
お名前は普通に、シグマフィッシュアイ16mmF2.8。
しかもY/Cマウント。
この当時、タムロンだけはマウント交換式だったが
シグマ、トキナーはマウント固定式を採用。
でも有料でマウント変換をしてくれていたので
カメラを買い換えてもレンズはそのまま使えた。エコですね。

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このレンズ面白いつくりで前群、後群がワンタッチで分離でき
その前群後部にフィルターをねじ込み装着するという変り種。
しかも後玉の突出が全く無いので16mmという超広角にもかかわらず
アダプター使用でもフルサイズO.K

BlogPaint
太陽を入れていじめてみましたがゴーストはこの程度、結構優秀。

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意外にも?周辺部もしっかり描写されています(絞りF8)
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写りもこちらは意外といっては失礼ですけどご覧の通り。
と言うわけで今となっては意外と使えそう。
超広角マニアの方、アダプターでお使いの方いかがですか?
もちろんシグママニアの方におすすめすることは
言うまでもございませんが・・・

シグマフィッシュアイ16mmF2.8(Y/Cマウント)  ¥29,800−
(シグマオリジナルFRキャップ、ノーマルフィルター、
そしてたぶん口径蝕部分をカットするためのビグネッターらしきもの付属)

***** SOLD OUT、 お買い上げ ありがとうございます*****