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T+T14

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皆さんご存知のようにカールツァイスが日本のヤシカと組んでコンタックスブランドを復活させるにあたってそのデザインを任されたのがポルシェでした。
そのデザインの美しさは今見てもすばらしいもので工芸品とさえ感じさせられます。
その9年後、当時にはない全く新しいジャンルのカメラが発売されました。
そのカメラはレンズ交換のできないコンパクトカメラなのにレンズは一眼レフに負けない高級レンズを搭載して描写も一眼レフに負けないカメラ、今で言う高級コンパクトカメラです。
この頃は一眼レフとコンパクトカメラは明らかな違いがあり車で言えばクラウンとカローラ位の格の違いがあったのです。
それがいきなりパッと見はカローラなのに値段はクラウンという商品が発売されたのですから誰もが売れる訳が無いと思ったのですが、意外や意外で馬鹿売れ、これに触発されリコーGR、ニコン35Ti、ミノルタTC-1、などなど各社からこのジャンルのカメラが発売されあっという間に高級コンパクトカメラというジャンルが出来上がったのです。
その画期的なカメラのデザインもやはりポルシェが担当しました。
当時、極一部の限定カメラにしか採用されていなかったチタンを外装に使用することを前提に名前を”T”としたのですが、加工の難しさ、コストの問題でチタンの採用は見送られ名前だけ”T”が採用されました。
実際にチタンが採用されていれば状況はかなり違っていたのでしょうがチタンの代わりにアルミ合金が使用されたので現在の中古品はかなりの品がぶつけてへこんでいるのです。
今回はそんな”T”にしてはかなり綺麗な商品です。
しかもシャッターセットMG修理、AE、距離計点検、レリーズ・各部接点クリーニング、各部点検とやれるだけの調整もしてあります。
これだけの”T”はもう今年中にはでないでしょう。

T+T−14 AB+  ¥64,800−(元箱、化粧箱、取説、ケース、ストラップ、無記入保証書)
お探しの方、お早めに。
***** SOLD OUT *****